【2017年5月】高齢者3人連れて池袋から日光湯元温泉へ往復バスで行ってきました

日光湯元温泉に行きたいとリクエストがあったので家族で行ってきました。

家族の中に、70代以上の高齢者が3人もいます!

真っ先に「足元が危ないから乗り換えは少ないほうが良いだろうなぁ。。。」と思いました。

電車、バスと乗り継ぎが多いのも、席のことを考えるのもちょっと億劫です。

「バスで往復ってないのかな?」と探してみたら、池袋からバスで直行できる宿がありました!

予約したのは、日光湯元温泉 日光グランドホテル ほのかな宿樹林です。

池袋から宿まで直行です。楽チ〜ン!

宿泊した「樹林」も静かでスタッフの方達も気持ちよく接してくださり、とても良いお宿でした。

初めての往復バス旅行で色々と面白い点があったので、書き残しておきますね。

(ちなみに「樹林」までのバスは、横浜、埼玉、千葉からの発着もあります)

池袋駅から日光湯元温泉行きのバス行程

っとその前に、今回の家族旅行は、楽天トラベルで「往復バス込みで行ける日光湯元温泉」の宿の中から探して予約したものです。

公共交通機関としてのバスではありませんので、ご注意下さい。

楽天トラベルホームページの「検索窓」の中に「往復バス 日光」と入力して見ました。

下の画像はパソコンの画面ですが、スマホの検索窓に入力しても同じです。

楽天 日光
楽天 日光

何件か出て来た中から、日光湯元温泉 日光グランドホテル ほのかな宿樹林を選んだのは、

  • 温泉〜露天グランプリ受賞〜の文字が目に入った
  • 日光湯元温泉の源泉掛け流し
  • お部屋が綺麗で広そうだった

からです。

食事もあまり期待していませんでしたが、全て満足でした。

池袋駅西口 東京芸術劇場前から乗車→出発

池袋西口の芸術劇場前って観光バスの発着所になっていますね。

実際には芸術劇場の横(?ローソンの近く)の道から乗車して出発です。

私たちの時は、8:25分集合でした。(出発は8:40分頃)

芸術劇場の前辺りまで行くとバスの係りといった感じの人がボードを持っていますので、名前と人数を伝えます。

※注意:同じタイプのバスがたくさん来るので、係りの人からしっかり「バス番号」を聞いておきましょう

近くにはローソンだけでなく、セブンイレブンもあるので便利です。

お手洗いを借りたり、朝食や飲み物などを買う場合を考えて、時間に余裕を持って家を出ましょう。

バスの座席はどちらかと言うと狭い方なので、荷物は少なめにして使わないものは上の棚に上げておくと楽です。

9:40頃 佐野SA着トイレ休憩&バス乗り換え

池袋を出発して、1時間ほどで最初の休憩地につきます。

ここで1回目のバス乗換え。

乗客の人たちは各方面へ、私たちは日光方面のバスに乗り換えます。
(バスの運転手さんから、何番のバスへ〜とアナウンスがあります)

新しく乗り換えたバスでは席が変わります。

席に荷物を置いてサービスエリアのお手洗いへ。

女性用お手洗いは行列していることがあるので、出発時間を聞いて余裕を持って行動しましょう。(休憩時間はそれほど長くありません)

11:00頃 ファミリーマートおおるり日光表参道店がある駐車場に停車

ここで約2時間ほど休憩になります。

ファミマやトイレがあり、安心。

写真に写ってないけど、車止めがいくつかあるので足元要注意です

【注意】時々ここの「車止め」で転び、救急車を呼ぶ方がいらっしゃるようなので気をつけて下さい

ファミリーマートの二階に食事処がありますが、周りにも、神橋の方にも食べるところやお土産やさんがあります。

休憩時間が長いので、東照宮&神橋辺りなどを観光することができますが、足が弱い人には東照宮までの上りは少しきついかもしれません。

ちなみに帰りも同じくここで2時間ほど休憩があるので、行きは東照宮、帰りはお土産購入など分けることもできます。

私は今まで何回も日光に訪れているのに、いつもバスや車で素通りしてしまう赤塗りの橋、「神橋」を初めて歩いてみました。

入場料は300円です。橋を渡って帰ってくるだけ(笑)なのですが、観光地なので少しお高めの料金設定でしょうか。

「これだけで300円!!?」と思う方には正直オススメしません。。^^;

でも橋をメンテナンスしたり保存のための料金と思えば、「安い」に変わるかも?

「神橋」は欄干に触れません。(塗りが剥げちゃうからかな?)

真ん中を歩くよう指定されています。

(まるで一休さんみたい・・・)と思いながら渡りました。

12:50分 またバスに乗り換えて湯元へ出発(バスは自由席)

2時間の休憩時間は、東照宮やお昼を食べていると以外とあっという間です。

時間が来て日光湯元方面へ出発となりました。

ここからはあと約1時間ほど。

新しいバスに乗り換えます。バスの座席は自由です。

途中どこかのホテル前に止まり、5,6人ほど降りていきました。

13:50分 おおるり山荘で乗り換え 樹林のバンに乗る

日光湯元のおおるり山荘につきました。ここで全員が大きなバスから降りました。

私たちは樹林のバンにもう一度乗換えです。(これでほんとに最後の乗り換え)

5分ほどで樹林につきました。

迎えに来てくださった宿の方。とても良くして頂きました。ありがとうございました。

「ほのかな宿樹林」の良かった所

スタッフの皆さんが気持ちよく接客してくれる

まずスタッフの方達が皆さん親切でした。

「ホテルなんだからそんなの当たり前でしょ?!」と思うでしょ?

でも残念ながら、時々「エ〜〜〜!?」っと驚きの対応をされるホテルや旅館、あるんですよね。

そんな「当たり前」を丁寧にして下さる嬉しい宿でした。

お客さんも私たちが伺った時は、年齢層高めという感じかな?

そのせいかとても静かに過ごせました。

平日をからめた週末(金・土)で行ったせいもあるのか、小さいお子さん連れのお客さんとかにも会いませんでした。

(そう言えばバスも総じて年齢層高めの方が中心でした)

スリッパがないのは意外とラク!

こちらのお宿には、スリッパがありません。

足元がバタバタしないのも、意外とラクなのも良かったです。

スタスタ歩けるので開放的で気持ちよく、高齢者にも好評でした。

お部屋には靴下風の足袋が用意されていて、こちらもお風呂上がりなどに履けて助かりました。

夕食は静かな場所で心地よく

夕食の時は食堂に集まって頂きましたが、それほど人数も多くなくワイワイガヤガヤしていなかったので、落ち着いて頂けました。

(ぎゅうぎゅうにならないよう、他の食堂とお客さんを分けてるのかな?)

その時に給仕してくれていたのはスタッフの女性1名でしたが、優雅ながらもキビキビとした動きで気持ちよく接して頂きました。

ただ、食事処直前にある階段がかなり急で、足元の弱い方には少し心配かも知れません。

(近くの席に90度近く腰の曲がったおばあさんがいたのですが、一体どうやってあの階段を登ったんだろう???と疑問でした。ご家族の誰かがおんぶしたんだろうか。。)

温泉に24時間入れる

樹林では温泉に24時間入れる所も良いなと思いました。(※10時〜13時は清掃が入るとのこと)

内湯は少し熱く、露天に行くと程よい温度でついつい入りすぎてしまいました。

お湯は源泉掛け流しで白濁した硫黄泉です。

ほんの少し入っただけでもだいぶ温まるので、湯あたりしやすい人は注意かも。

主人は夜入ったのですが、照明がムーディーな雰囲気になっていたと言っていました。

この日は曇りでしたが、晴れていればきっと星も綺麗に見えたと思います。

「露天風呂がしょぼい」と言うお客さんもいるようですが、混んでいなければそれほど気になりませんでした。

泉質硫化水素型の単純硫黄泉で泉温は49.3〜78.9゜C有り
中性〜弱酸性・乳白の肌ざわりが良い温泉です。
源泉のお湯の色はエメラルドグリーンですが地上で
空気に触れることにより乳白色に変わって行きます。
効能20種類の疾患に効能
糖尿病、神経病、慢性関節リウマチ、心臓弁膜症、
陳旧性梅毒又は変性梅毒特に脊髄癆、慢性金属中毒症、
慢性皮膚病、慢性婦人科病疾患など。
美肌効果胃薬の成分にも含まれるメタケイ酸。
天然の保湿成分だと言われています。
このメタケイ酸が多く含まれているため、
美肌効果に優れていると考えられています。
龍神の水、美味しかったです(ポットに入れてお部屋で飲むことができます)

宿泊したお部屋

今回は、「樹林棟 和室 ゆったり広縁付」というお部屋に泊まりました。

ここが偶然にも、ロビーにもお風呂にも近くて足の良いお部屋でした。

(お部屋によっては、階段の上り下りが大変?な所もあるらしい?)

こちらのお宿は、樹林棟、白根棟、金精棟と3つの棟からなっているようなんですね。

過去の口コミに宿の返答で、段差がない状態でお風呂とお部屋の行き来ができるのは、樹林棟の和室10室と白根棟の1階和室6室、と書かれていました。

足元が心配な時は上記から選ぶか、宿の人に相談した方が良いと思います。

広くて明るい樹林の廊下
お部屋にはシンクまでありました。何気に便利。

日光湯元温泉 日光グランドホテル ほのかな宿樹林

帰りの行程

帰りの行程を記しますね。

  • 9:30~ 樹林出発 9:45~ おおるり出発
  • 10:45頃ファミリーマートおおるり日光表参道店着 12:50まで昼休憩
  • 13:00 ファミリーマートおおるり日光表参道店出発
  • 14時10分頃 羽生SA着 (バス乗り換え)
  • 14:25頃 池袋へ向け出発
  • 15:30頃 池袋西口 芸術劇場前着

良い温泉と美味しいお食事に癒され、あっという間の一泊でした。

本当ならあと一泊増やして周りを散策したり、戦場ヶ原や湯の湖一周などもしたかったです。

良かった点、イマイチな点のまとめ

今回が初めての日光バス旅でしたが、実際利用してみると「良い面」と「う〜ん、、」と思う面と両方ありました。

良かった面う〜ん・・と思った面
電車の乗り換えがないだけで楽宿に着くまでバスの乗り換えが何回かある
(その都度、座席が変わります)
高齢者の駅の階段にやきもきしなくて済む行き帰りともお昼休憩が2時間近くある
(行きの一回だけで充分なような・・)
休憩もこまめにあってトイレの心配がない 後ろの席に賑やかな人が座るとうるさい
(→でもすぐにバス乗換になるので大丈夫)
出発時の点呼がしっかりしていて安心 
バス代が往復3,000円で済む ※1 

※1・・・バス代込みの宿泊プランもあり

私たちのような高齢者と一緒の場合は、移動が少なくて良いと思います。

オススメしたい人

  • お年寄りと一緒に旅行したい人
  • 都心から楽に日光まで行きたい人
  • 電車の乗り継ぎがあまり好きではない人
  • 日光駅に着いてからのバス代が意外と高いと感じている人
  • 友達や家族とおしゃべりしながら、バスでゆっくり座って行きたい人

ポイント

  • 100円ショップの空気枕を腰に当てておくと疲れない
  • バスは『禁煙、禁酒、禁リクライニング』です
  • 樹林までは、計3回乗り換える
  • 行き帰りとも東照宮の近くで2時間ほど休憩あり
  • 5月の連休を過ぎても日光は寒いです!薄くて暖かい羽織りものやスカーフなどがあると便利です

日光観光にチェックしておきたいリンク集

観光前にチェックしておくと良いサイトがあったので、リンクを貼っておきますね。

日光は5月の新緑が綺麗、、と思っていたけれど、6月もとても良いそうです。

何度行っても日光は飽きないです。皆さまも良い旅を!